ペガサスキャンドル

ペガサスキャンドル

キャンドルの不思議なチカラ。

キャンドルの不思議なチカラ。

Project 3 : キャンドルをくらしの中で楽しむためのガラスのキャンドルスタンドの研究

キャンドルをくらしの中で楽しむためのガラスのキャンドルスタンドの研究

キャンドルの不思議なチカラ。素敵な照明環境のために。
キャンドルのあかりを生かす、
ガラスのキャンドルスタンドを研究しました。

人が集まり、
それぞれの想いを寄せる。
“あかり”の美しさ。空間を演出する、
“キャンドルスタンド”の創造。

キャンドルをくらしの中で楽しむためのガラスのキャンドルスタンドの研究

私たちが家にいてもっとも長い時間を過ごす空間は、リビング・ダイニングです。その照明環境は、キャンドルと間接照明によるものこそ最もリラックスさせる環境ではないでしょうか。そこで、キャンドルのあかりをより素敵に映えさせる道具に着目しました。
 
長い歴史の中で最も光を多彩に表現するガラス、多様な技術・デザインにより無限の表情を光に与えてくれるガラスのキャンドルスタンドこそ、重要なキャンドルのツールなのです。
 
ここでは、この「リビング・ダイニングにふさわしい、ガラスのキャンドルスタンドの創造」に向け、数多くの若手作家を育て続けるガラス工芸家:磯谷晴弘先生にご協力いただき、約30名の作家たちと取り組んだプロジェクトを紹介します。

磯谷 晴弘 氏  倉敷芸術科学大学教授

磯谷 晴弘

1955年生まれ。1980~1983年南オーストラリア州立工芸研究所にてガラス工芸を学ぶ。1989~1995年財団法人金沢卯辰山工芸工房ガラス専門員、1995年倉敷芸術科学大学芸術学部助教授、1999年倉敷芸術科学大学芸術学部教授。
その他、個展多数。

「赤いCandle pole」  増田 左希子 作
「赤いCandle pole」  増田 左希子 作

テーブル上や出窓など、ちょっとしたスペースに手軽に置けるキュービックデザインが特徴。キャンドルを“小さなコレクション”に見立てることで、ディスプレイケースのような遊び心あふれた作品に仕上がりました。

「CHIMNEY」  磯谷 晴弘 作
「CHIMNEY」  磯谷 晴弘 作

煙突をモチーフとして、ガラスシリンダーを風除けと同時に、炎が揺れるように形を造っておく。全体の自然なゆがみと、口辺のガラスリングがキャンドルの光の写り込みを美しく変化させる。

「キャンドルシェード」  若林 克昌 作
「キャンドルシェード」  若林 克昌 作

“炎”そのものの魅力を、安全にどこでも楽しめるようにデザインしました。そのため、クリアーをベースにしており、器体の表面に凸凹を付けることで見る角度によって炎の変化する楽しみを加えました。

「SHELL」  鹿田 洋介 作
「SHELL」  鹿田 洋介 作

そのままの火を見せるのではなく、ガラスを通した火を見せることを考えました。なかでも柔らかい火を表現したかったため、表面は透明ではなく、磨りガラス状に仕上げました。水を入れ、フローティングキャンドルを使うことで、動く灯りも楽しんでいただけます。

暮らしの空間で映える美しさ。
そんな“キャンドルスタンド”を創る。

ガラスは柔軟である。多くの作り手による多彩な技術を通し、その表情は如何様にも豊かに生まれ変わる。
作り手のイマジネーションは無限である。

磯谷先生によるあかりのプロジェクト総括。

磯谷先生によるあかりのプロジェクト総括

現代社会に生きる上で、否応なく溜まってしまうストレス。老若男女に関わらず、皆がそれぞれの立場で、ストレスを抱えています。そのストレスから解放され、癒され、リラックスしたいという気持ちは、誰もが求めているものです。
 
より便利に、自由にと技術革新を進めてきた結果、季節感を失い、夜の闇を失いました。宇宙から見た日本列島の夜は明るく輝き、休息を拒否して24時間戦っている姿を映し出しています。
 
キャンドルのあかりは、原初的な火のものです。だからこそ心の奥深くを揺さぶる力を持っています。そのあかりが持つリラックス効果も科学的に立証されました。
 
原初的な火そのものであることが、キャンドルの持つ癒し効果の最大の要因なのですが、同時に現代生活の中にとけ込んでいかない原因でもあるのです。
 
裸の火を扱うことになれていない現代の人々が、安心して楽しめるキャンドルのあかりを提案し、生活の中に取り入れるための作品を研究作成することがこのプロジェクトの目標です。